《俺様的》彼女の手なずけ方
もう、疑問符の連続だよ。



わけが、わからない。



「血は争えないって…どういうことなの?」



「学園長はね…葵ちゃんのお母さんを、イジメてた張本人よ」



「ええっ!?」



驚き過ぎて、それ以上言葉が続かない。



「葵ちゃんがセレブ学園に編入するときも、主人が話をしたから。私が妻だとも知らないし、もちろん私の姪だとは伝えなかったの」



「そうだったんだ…」



「葵ちゃんのお母さん、数々の嫌がらせにも屈せず、頑張ってたわ」



「嫌がらせ…されてたの?」



「そうよ。私たち転校生だったから、余所者扱い。あたしは大人しくて相手にされなかったけどね。

あなたのお母さんは気性があらかったから、売られたケンカは買う的な態度だったわね。

後は、集中的にイジメられてた凄く綺麗な子を庇ったことでヒートアップしたかも…」



うわぁ…あたしは、お母さん似なのか。



山猫って言われてたって、おばちゃんが前に言ってたもんね。



けど。



そこまで聞いて、色んな疑問がフツフツとわいてきた。



「フフッ、久しぶりに話したら、大人になってた。改心したみたいね。自分の甥が、まさか同じ道を辿るなんて思ってもみなかったと言っていたわ。

葵ちゃんにかなり詫びていたわ。それに御曹司を射止めるなんて、すごいじゃない」


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