先生、スキ
ゆっくりと尚人は湯船に入ると
私に近づいてくる。
「梨菜、今のは理性飛んだ。」
そういってじっと見つめられた。
子犬、じゃなくて狼尚人。
求めるわけでもなく
求められれるわけでもなく
私達は深いキスを落とした。
「・・・ん・・・んんん」
何度もこんなキス経験したはずだった。
けど、彼とのキスは甘くて気持ち良くって
とろけそうだったんだ。
角度を変えながら、何度も味わうように彼は私にキスを繰り返す。
「はあっ・・・尚人、ジッとして?」
私も自分から尚人の唇を奪う。
やわらかくて綺麗な唇。