別れ道での約束
その当時の睡眠時間は少なかったけど、育児も描くことも大事なことで、幸せな日々だった。


少し大きくなった智咲が楽しく読んでくれることを期待しながら、描いた。


完成した絵本をコンクールに応募した。


結果が出るまでの間は次の絵本を描いていた。


かわいい智咲を見ていると、不思議なことに書きたい話が次々に浮かんできた。

コンクールでは、最優秀賞という最高の賞を獲得して、絵本作家デビューを果たすことが出来た。


翌年に自分の絵本が書店に並んだ時は嬉しくて、ベビーカーを押しながらずっとその場をうろうろしていた。


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