別れ道での約束
私たち実行委員は、文化祭までの日程と注意事項などが書かれた用紙を一人一人に配れるように閉じていた。


やっと半分終わったところだった。

だから、これが終わる頃には部活も終わるだろう。


「俺も今日は行かないから、これ終わったら一緒に帰らない?」


思いがけないお誘いだった。


「俺も一緒に帰りたいな~」


光太くんがまたニヤニヤして、顔を出す。


「光太、お前は邪魔。俺は望月に聞いてんの。いちいち割り込んでくるなよ」


大智は少し苛ついていた。


「あ…、一緒に帰ろうかな」


何となく恥ずかしくて、また曖昧な返事をしてしまった。


「うん!一緒に帰ろう!」
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