騙されないんだからネッ!【完】



私は無我夢中で走った


光希に追いつかれないように



気づけば知らないところ

雨まで降っていた


「……ボトボトだ…」


どうして…

どうして私に隠してたの?


部活…

私のせいで休んでたの?


やめて……

私の為に何かしないで…


光希の事優先してよ…


バカみたいじゃん……






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