河の流れは絶えず~和泉編~
それでも、おばさんは心配の方が勝っているようで、再度聞いてきた。

そんなことは絶対ないと念押しすると、おばさんはそんな俺を食い入るように見つめ続け、そしてふうっと息を吐いた。

「うん、浩ちゃんは嘘はついていないようだね、、、。いや、なにさ、あの子があんまり気味の悪い顔をしていたものでさ、ちょっと怖くなったんだよ。」

そう呟いた、おばさんの言葉を心の中で反芻する。

おばさんもあの子を見て俺と似たような感情をもったのか、なら、それはきっと間違いのないことなんであろう。

俺の勘はやはり正しかったのだと、認めざるをえない。

もう少し、おばさんの意見を聞いてみたいと思った。
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