甘くて危険な輝き~GOLD PRINCESS~
…隼人と朝華以外、全員年上…。
そんな風には見えない。
てか、陽は年下に見える、かも。
「ちょっとー、なに陽ばっかり見つめてんのさ!」
「…輝…近い」
なんとなく陽の方を見ていると、輝が隣から急に顔をのぞかせた。
そしてまた目をじっと見られる。
真っ暗だけど、透き通った輝の目。
…見透かされてるみたいで…嫌だ。
「……そんな強ばんないでよ」
…すると、そう小さく呟いて、離れていく輝。
いつもの作り笑いより、もっと苦しそうな笑顔で。
…は?
なんでそんな、悲しそうな顔されなきゃいけないの。
「凛ちゃん?」
「…ごめん朝華、先帰ってるね」
「え、ちょっ…姫さん!?」
「凛ちゃん!」
朝華とオレンジ頭の声を背に、屋上を飛び出した。
ーーー無理。
他人とうまく関われない。変われない。
結局傷つけてるの、私だ。