甘くて危険な輝き~GOLD PRINCESS~
「…ん…」
うっすらと目を開けると、白い壁が見える
この臭い、この感じ…保健室のベッドか
「…凛」
「……輝」
そばに輝が座ってた
口調的に、まだあっち側のほう
「…お前、本気でプリンセス止めたいのか」
真っ直ぐ見つめられる
今は、さっきみたいな頭痛も、頭の中の声もない
「……迷惑、かけるから」
寝たまま答える
「かけていい。どんな我儘でも聞く」
「そうじゃなくて、」
そこで一瞬口をつぐんだ
言ってもいいのか、迷ったから
訳をきいたらまた深入りしそうで怖い
「……凛。いいから、言え」
「…っ」
頬に手を添えられて、鼓動が一瞬大きくなる
キョリが、近い
…もう、逃げられないな
「……輝、が、私といると悲しそうな顔になる」
「…は?」
目を見開いた
予想外の答え、そう言いたそうだった