キミと、ピエロ的恋愛遊戯。
「女よけに奏良かよ。」


「・・・・は?!」





今、なんて・・・



「てか、まだここにいていいのかよ?

今からミーテなんだろ。」




そうだった。


って言ってもなぁ。
あんまり気が進まねぇなぁ。





「千春。」


俺の腕を掴んだのは、


名前も知らない女。





「今暇〜?」

暇じゃねーよ。


「ちょっと遊ぼ−よ。」


色っぽい仕草で誘ってきても・・・・





「わり。彼女いるから。」




「知ってるよ、そんなの。」






知ってるなら、
誘ってくんなよ。









とか思いつつ、結局俺も男なんだよ。





見事にミーテをサボって
遊んでいた。
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