隣の彼の恋愛事情
あの日から、ふたたび同じ時間を共有するようになった私はアイツへの恋心を忘れることなんてもちろんできるわけなく、むしろアイツの笑顔と比例してどんどん大きくなっていった。

でもアイツの真は依然不明のままで、結子さんの存在をアイツは否定したけど、結子さんの気持ちはどうなのかとかもう色々頭の中がぐるぐるする状態で宙ぶらりんの心は穏やかになることはなかった。

そんなある日、私はアイツと共に「T‘s」にきていた。

清水さんに作ってもらったShirley Templeを口にしていた。

もちろんアイツはこちらの仕事もあるので常に私と一緒にいるわけではなかった。

(仕事あるならいちいち呼び出さなくてもよくない?)

どうしてここで待たされているのかイマイチよくわからないが、ただで美味しいお酒とご飯にありつける誘惑に勝てずにここ座っていた。
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