隣の彼の恋愛事情
店の前に停めてあった車までアイツを送ると、
花束を助手席に置いて、代わりに小さな紙袋をとって渡された。

「何ですか?これ」

「やる。じゃあな」

そう言って、アイツの乗った車がエンジンをかけ走り去った。

紙袋を開けてみると、そこにはハンドクリーム。

(もう、ズルイよ。こんなの)
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