隣の彼の恋愛事情
「気が変わった。まだ正式な返事してなかっただろ。断ってくれ」

「正式な返事をしてないことが、YESとみなされている。お前もいつまでもフラフラと遊んでないで、そろそろ腰を落ち着けろ。その相手には打ってつけだ」

(なんだよそれ)

一瞬に顔に不満がでたのか、親父が失笑する。

「そんなに感情がすぐ顔に出るようでは、お前もまだまだだな」

これで話が終わったかのように、意識を書類にもどしていた。

「俺は、認めないし結子さんにもはっきりと婚約はできないと伝えるつもりだ」

「何か理由があるのか?」

「今は言えない。でも俺は結婚相手は自分で決める」
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