隣の彼の恋愛事情
「最後まですがりついて、傷つくのはあなただから、早めにお知らせしておこうと思って」

「ど、どういうことですか」

震えた声がでる

「私たちの結婚の話はすでに進んでます。今さらひっくり返せる状況ではないということ」

「結子さんはそれでいいんですか」

「ダメなら、わざわざあなたにこんなこと言いに来てないわ」

私をまっすぐに見つめて言う。

「私は彼との結婚を望んでいる。彼と私の両親もね。そうなればこの結婚は成立なのよ」

「私は・・・」

「この話はこれでおしまい。なるべく早い段階で彼から離れるようにしてね」

そう言うと、私の反論を許さないとでもいうように席をたった。

「これ、私の連絡先です。何かあればこちらに」


そう言って一枚のメモを机に置いて出口に向かった。
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