隣の彼の恋愛事情
そう思って花器によって、抜かれたであろう花があったところを補うように他の花とのバランスを考えて修正をはじめた。

(メインの花が抜かれてたら、どうしようもなかったけどこれならどうにか修正できそうかな)

そう思いながら、着物を汚さないように花を生け直す。

少し離れてバランスの確認をして、再度修正。

そうこうしているうちに隣に斗馬が立っていた。

「お ま え は~、少しもじっとできないのか」

「痛っ!」

急に話かけられた私は思わず剣山で指をさした。

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