さよならの見つけ方 第3章 *君の声がする*
暗い部屋。
まだ目が光を探してる。
薄いキルトが擦れる音。
夜がゆっくり更けていく音。
頭だけ抱きしめた胸に小さく甘い息がかかって、
あたたかいなと、静かに思った。
マイケルは、私の胸の中で何も言わない。
それが少しだけ悲しくて、ゆっくり髪を撫でた。
「…寝ちゃった?」
「…起きてるよ」
そう言ってごそごそと上に来たマイケルの、絡み合う視線が優しい。
ほのかな月明かりが照らす、白い肌。
浮かび上がるスカイブルーの瞳と、栗色に光る髪。
マイケルの肌は、ミルクみたい。
柔らかくて、あったかい。
触れるととろとろに溶けてしまいそうなくらい。