夜猫'A cat chooses xx.'






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『…………ん…』



意識がもどってきて、目を薄く開く。



ベッドに寝ている私は、すぐに此処が夜猫でも家でも無い事に気づく。




ガチャ





「あ、姫起きてんじゃん」



…………今日は、よく「起きた」って声かけられる。






「総長ー」





叫んでるのは、ここの部屋の出入り口のドアに立って総長ーってさけんでる。





私は一瞬身構えた。






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