夜猫'A cat chooses xx.'



《ガシャーン》



暫く泣いていた2人の背中を撫でてたら、爆音が響いた。



『な。なん……っ!?』



「……来たか」




大鬼は乱雑に涙を拭ってドアを見据えた。



魅憂もすっと視線を上げる。




「……行くか」




「…………久しぶりに、意見合うね」



大鬼と魅憂は笑あって私の腕を掴んで部屋から出る。







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