夜猫'A cat chooses xx.'




「…………悪かったな、お前等」



そう呟いた大鬼に目を見開く下っ端達。




「何で、総長が謝るんですか…」


1人の少し赤みがかった茶髪の男の子が目を揺らしながら言う。




「俺等は、お前等を族と言う名に縛らせたくなかった。




だから、何も言わなかった」




その言葉に下っ端達は肩を震わせる。




「…………それは、間違ってたんだよな」



大鬼は眉を下げて…失礼だけど情けない顔をした。




「悪かった。




俺等の考えが、バカだったんだね」





魅憂も眉を下げて目を細める。





「っ違うんです‼」





下っ端の1人が涙を目にいっぱい溜めて叫ぶ。




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