【続】赤い糸のその先は…。
==== 幸太郎sido ====
大阪から北村麗子が出向してきた。
新しいプロジェクトを進めていく為には必要な人材という事で一時的に本社にやって来たのだ。
彼女とは大学時代の同期で、正直言うと付き合っていた。
当時の俺は来るもの拒まずで女と関係を持ったりしていた。
俺は麗子とも「何も期待しない体だけでいいなら」と、
セフレの関係になった。
お互い社会人になって彼女が実家のある大阪で就職してからも何度か会っていたし、他の女を寄せ付けなくなっても麗子だけはそれを許していた。
.....ゆずと出会うまでは。