臆病な恋心~オフィスで甘く守られて~
そして、迎えた一年の一番最後の日である大晦日。
たまたまキャンセルが入ったばかりで何とか予約が取れて、航平と麻由子の初旅行だ。
場所は少々地味な熱海。熱海はその昔、新婚旅行の定番であった地であるが、若い人には敬遠されがちになっていた。
東名高速道路を利用して熱海まで向かう途中で、海老名サービスエリアに寄った。
「今日は大晦日だし、お蕎麦食べようか?」
お昼御飯は蕎麦屋にしようと航平が言う。
麻由子は先ほどから漂ってくる甘い香りが気になっていて、そわそわしていた。
「速水さん、私、メロンパンが食べたいんですけど」
「ん?メロンパン?麻由子ちゃん、好きなの?」
「はい」
ここのメロンパンは有名だったから、麻由子は前々から食べたいと思っていた。高速を利用する機会はあまりないからこのチャンスを逃したくなかった。
たまたまキャンセルが入ったばかりで何とか予約が取れて、航平と麻由子の初旅行だ。
場所は少々地味な熱海。熱海はその昔、新婚旅行の定番であった地であるが、若い人には敬遠されがちになっていた。
東名高速道路を利用して熱海まで向かう途中で、海老名サービスエリアに寄った。
「今日は大晦日だし、お蕎麦食べようか?」
お昼御飯は蕎麦屋にしようと航平が言う。
麻由子は先ほどから漂ってくる甘い香りが気になっていて、そわそわしていた。
「速水さん、私、メロンパンが食べたいんですけど」
「ん?メロンパン?麻由子ちゃん、好きなの?」
「はい」
ここのメロンパンは有名だったから、麻由子は前々から食べたいと思っていた。高速を利用する機会はあまりないからこのチャンスを逃したくなかった。