さよならの見つけ方 第1章
「これ、

小さいけど一応プラネタリウムにもなるんだよ」






「へー」






「今出来る?」






「うん、暗くなれば」






「カーテン閉めれば」






「よしきた」






チャドが楽しそうに立ち上がり、小さな窓にカーテンを引くと、

見慣れたその部屋は一瞬にして幻想的な空間へと変わった。










四方の壁や天井一面に広がる、無数の星の影――――










まるで星空の中に、三人で迷い込んだみたい。








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