さよならの見つけ方 第1章
「う、わぁ…」






思わず感嘆の声をもらすと、呆れたようにクリスが呟く。






「うわぁって、カンナ、やったことなかったわけ?」






「うん。暗いところで見るのは初めて。

今朝もらったんだもん」






「今朝?」






不思議そうなクリスのその言葉に、チャドが反応する。






「あ、そっか。

ちょっと待って」






そう言ってごそごそと自分の鞄を探るチャドが、小さな箱を私に手渡してくる。

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