さよならの見つけ方 第1章
「…プレゼント、開けていい?」






「もちろん」






少し照れたような、穏やかなチャドの瞳。









たくさんの星に見守られながらリボンを解いてみると、そこには綺麗なネックレスが入っていた。










白い枠で縁取られたガラス玉の中に小さなクロスのレプリカと、色とりどりのビーズが散りばめられていて、






天球儀のぼんやりとした明かりに照らされ、それぞれがキラキラと光っている。














「…先月おじいちゃんとロンドンに行った時に見つけたんだ」






チャドはそう言いながらゆっくりと私の後ろに回り込み、

ネックレスを私の手からするりと引き抜いて首につけてくれた。










「カンナに似合いそうだと思って」










「…ありがとう」










「12才、おめでとう」






そう言いながらチャドは、私の髪の毛に小さなキスを落としてくれた――――




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