さよならの見つけ方 第1章
「…そう言えばさ」






ずっと聞きたくて中々聞けずにいたことを、私はチャドに尋ねてみる。










「チャドはどうしてこんなに、星が好きなの?」






「…あれ?

話してなかったっけ?」






「うん、知らない」






「…聞きたい?」






「教えて」






チャドが思わせ振りに視線を絡めてくるから、私はついつい身を乗り出してしまう。









うーんと、ね、と一呼吸置いてから小さく息を吸って、

チャドはゆっくりと話し始めた。










「…元々僕の父さんが、星とかそういうのにすごく詳しい人で…」










――――“父さん”






その言葉の響きに、どきんと心が反応する。






チャドから聞くチャドのお父さんの話は、すごく特別で神聖なものだから。

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