さよならの見つけ方 第1章
「きれい…」






「うん」






「…きれいだね」






「…うん」














どうして、嬉しいはずなのに涙なんて出るんだろう。





どうして夢のような幸福は、こんなにも胸を締め付けるのだろう。














12才の誕生日。



初めての恋。








チャドは私に、もう1つのプレゼントをくれた。







両想いになった二人の、甘くて優しい時間。






流れていく星たちの残像を黒い瞳にやきつけながら、



大事にしようと思った。






一生大事にしようと、心から――――

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