さよならの見つけ方 第1章
「約束を破ったのは、私か…」














――――神様、



どうしてこんなタイミングで、チャドの甘いアルトを奪ってしまったの。














もう時間がないって知ってる。






遠くに行っちゃうって、分かってる。










消えかけた花火の先端を、息を止めてじっと見つめている。



ずっとそんな気持ちだった。














だけど動かなきゃ。






恐がってただ黙っていても、大きな後悔が残るだけだ。










チャドと話をしないと。






隠さずに全部自分の気持ちをぶつけて、昇華させるんだ。






自分の想いをきちんと、チャドまでまっすぐ届けるんだ。










チャドならきっと、



どんな形でも、受けとめてくれる。


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