ビー玉
「笹代」
そんなことを考えていたら、不意に誰かに話しかけられた。
ん?とあたしが振り向くと、そこには同じクラスの背の高い男子生徒が立っていた。
入学してからまだ一度も話をしたことがなかった、あたしとの接点がまるで見当たらないその人はあたしに向かってこう続けた。
「これからよろしくな。
キャプテンからこれ、預かってきた」
何かを差し出されて反射的に手を出したあたしの右手に、ずしりと重たい、分厚い冊子。
「何、これ?」
“バスケ部マネージャー業務内容一覧”
と書かれたその分厚い冊子を抱えて呆然とするあたしに
「目ぇ通しておけってさ。
今日からもう、出るんだろ?」
と、何でもない顔をして話し続けるその男子。
そんなことを考えていたら、不意に誰かに話しかけられた。
ん?とあたしが振り向くと、そこには同じクラスの背の高い男子生徒が立っていた。
入学してからまだ一度も話をしたことがなかった、あたしとの接点がまるで見当たらないその人はあたしに向かってこう続けた。
「これからよろしくな。
キャプテンからこれ、預かってきた」
何かを差し出されて反射的に手を出したあたしの右手に、ずしりと重たい、分厚い冊子。
「何、これ?」
“バスケ部マネージャー業務内容一覧”
と書かれたその分厚い冊子を抱えて呆然とするあたしに
「目ぇ通しておけってさ。
今日からもう、出るんだろ?」
と、何でもない顔をして話し続けるその男子。