ビー玉
5月の下旬






マネージャーになって一月が過ぎた頃、





休み時間のあたしの教室にけんちゃんがやってきた。













「さーさーだーいー」






と呼ぶその声に反応してクラスの女子の視線が一斉に注がれるけど






そんなことけんちゃんは一切気にしていない様子だった。









相変わらずこの人の人気は尋常じゃないんだなぁ、と半分感心しながら






「なんですか?」



と小走りにけんちゃんの元へ行くと、






「これ、まとめといた」





とけんちゃんが青色のノートを差し出してきた。







内心「??」、と思いながら受け取ったそのページをぱらぱらとめくると…







ノートき書かれていたのはこの1ヶ月で残っている人だけを集めた、新しい部員名簿だった。










< 46 / 69 >

この作品をシェア

pagetop