ビー玉
どこからか、提灯の灯がてんてんと続いていた。







「あれ、お祭りやってるよ」






それに気付いたあたしが小さな神社から続く屋台の方を指差すと







「へぇ、あんなとこに神社なんてあったんだな」





と先輩が少しだけ驚いた顔をした。









「大発見だね」







「大発見だな」






無言のまま繋いだ手をぶんぶんと揺らすと、あたしの気持ちはいとも簡単に先輩に伝わった。




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