アウトサイダー
激しい痛みに耐えながら、その暴行に耐える。
だけど、父の足が後頭部にあたった時、私は気を失ってしまった。
次に気がついたのは、もう朝だった。
しーんと静まり返った家。
死んで、ないんだ。そんなことをふと思った。
時計を見ると、もう8時半。
父は出勤している時間だ。
それでも怖くて、部屋から出ることすらできない。
部屋のドアの前にそれを抑えるように座る。
こんなことしたって無駄だと分かっているけれど、こうせずにはいられなかった。
母は……どうしたんだろう。
母の無事を確認したくても、そうする気力がない。