アウトサイダー
千島さんの事が、大好きなのに。
大好きでたまらないのに。
彼に触れられるだけで幸せを感じることができるし、私にはもったいないような人。
だけど、彼とのそんな将来を考えられないのは……。
コウさんも母も、彼との結婚まで考えているんだ。
当然なのかもしれない。
最初から結婚を前提でとコウさんに話していた千島さん。
そしてこの頃になると、千島さんとはもう家族同然の付き合いをしていて、そして、それが全く不自然じゃなくて。
私も彼と何度もデートを重ねたし、こうやって週に何度か一緒に食事をとることもあったし……彼に抱かれることも……。
私の運命の人は、千島さんだったのかもしれない。
千島さん……なのかも――。