アウトサイダー
「今日、ずっと触っていたぞ?
紗知はきっと無意識だったと思うが、ちょっと奇妙だった。
怖くは、なかったのか?」
昨日、なにがあったのかわかっているかのように私に問いかける。
「怖くなんて……」
怖かった。とても。
彬さんに犯された後、しばらく震えが止まらなかった。
彼がやっと眠ってくれた後、トイレで戻してしまうほど。
「罪滅ぼしの、つもりか?」
永沢さんの言葉は、私を真っ二つに切り裂いた。
罪……。
私は彬さんに抱かれているときも、どこかで懺悔していた。
彼を、本当に愛してはいないことを――。