アウトサイダー
彼女と入れ替わりに、斉藤さんと……太陽が入ってきた。
「こんにちは」
ビシッとスーツを着こなした太陽が、永沢さんに丁寧にあいさつをしている。
今日は薄いピンクのクレリックシャツにボルドーのタイ。
そして、チャコールグレーのスーツだった。
「それで、この間のコミュニティセンターと市の出張所の件だけど、いっそのこと同じ建物にして中央にドカンと作らないか?」
「うん、それもいいな。
住宅地の人達が集まることができるコミュニケーションの場所として、そういうのを一カ所にまとめることもいいかもしれない。
バスだって運行するんだろ?
それならなおさらそうして、住宅地の核になるといいんじゃないか?」