アウトサイダー
今頃……太陽はあのイメージスケッチを見ているんだろうか。
どう、思うんだろう……。
その日は残業で少し遅くなった。
永沢さんに「帰るぞ?」と言われて、彼の部屋にいることを思いだした。
「はい、すみません」
彼に続いて小走りで事務所を出ると、永沢さんが突然立ち止まる。
「やっぱり、来たな」
「えっ?」
彼の声に視線をあげると、そこには……。
「こんにちは」
「こんにちは。斉藤からなにか?」
「いえ……」
そこには、太陽が少し戸惑った顔で立っている。
「いてもたってもいられなくて……という感じかな?」
激しく動揺している私と太陽。
そして、ひどく冷静な永沢さん。