アウトサイダー
「紗知。もうどこにも行くな。誰にも抱かれたりするな」
「――うん」
「紗知は……一生俺の女だ」
彼の激しい嫉妬がうれしくてたまらない。
だって、私も同じように、彼の過去の女に嫉妬しているのだから。
激しく突き上げる彼は、もう今までの余裕の欠片も見られなかった。
私も必死に彼にしがみついて、離れまいと指を絡めて……。
「あぁ……紗知」
「太陽、太陽……」
互いの名を呼び合ってその存在を確認するのは、きっとまだ夢見心地だからだ。
彼が私をギュっと抱き寄せながら昇りつめたとき、やっぱり涙があふれた。
こんな日が再び来るなんて……。