アウトサイダー
なにもない部屋に太陽とふたり。
あの頃と、同じだ。
太陽は壁にもたれて私を膝の間に座らせる。
なにも言葉を交わさずとも、彼の体温を感じる。彼の鼓動も。
こうしていると、守られている気がしてすごく安心できる。
「夢みたいだな」
「――うん」
私を抱き寄せる太陽の腕があの頃よりずっと筋肉質に変わっていて、その腕にそっと触れると、もっと強い力で抱き寄せられる。
「もう二度と、辛い思いはさせない」
「太陽……」
耳元でそう囁いた彼は私を振り向かせると、優しいキスを落とす。
自然とふたりの気持ちが高まって、深いキスに変わる。
昼間抱かれたばかりなのに、もう、欲しい。
こんな気持ち、初めてだ。