アウトサイダー

首筋に彼の手が這い、鎖骨を撫でられるだけで、ビクッと震える。

そこをきつく吸い上げられたとき、微かな痛みに顔をしかめると、彼は満足そうな顔をした。


「もう俺のものだ」


彼の印のつけられた体は、トロトロに溶けてしまいそうなほど熱く燃え上がる。

初めて彼に抱かれたときも、『俺のもの。紗知は一生、俺の……』そんな言葉をくれた。

けれどあの時は、迫りくる別れに絶望して、その言葉が辛くて仕方がなかったのに、今は……。



私の胸の形を確かめるように、乳房の下からそれを持ち上げるようにした彼が、固くなった先端に舌を巻きつけるように愛撫すると、体中がガクガク震える。


彼の大きな手は、あの頃よりずっとたくましくなって――。
私の知っている彼とは違う。


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