アウトサイダー
孤独の味は、本当にそれを知っている人にしかわからないのかも、しれない。
高校でできた友達は皆、健との付き合いをうらやましがった。
まだ子供だった私たちは、年上の男に憧れを抱いていたから。
「ねぇ、セックスっていいの?」
まだ経験したことのない子が、口々に問いかける。
「う、うん」
健という人の体を借りて、太陽とするのは、すごく……。
そんなこと言えるはずもなく、それでもまた健に抱かれに行く。
太陽を感じるために、惜しげもなく体を開いて……。
そんなの、最低な行為だって頭ではわかっていた。
だけど、どうしても止められない。
まるで、なにかの中毒になってしまったかのように。
だけど、孤独というものに打ち勝つことは、いつまで経ってもできなかった。