大人の関係
「そんなに嫌がらなくても」
「あ、嫌がってるわけじゃ・・」
「そう?」

苦笑して浴槽から出ていく。
浴室の電気を消してまた戻ってきた。

庭の照明の灯りが漏れて来て浴室もほんのり明るい。
逆に艶めかしい雰囲気を作り出している。

「電気なしでもいい感じ。じゃあ、こっち」
そう言って美沙の後ろに入り、自分の足の間に座らせた。
長野の腕の中に背中を向け座った状態。

抱き締められて、つい美沙はぎゅっと身体を固くした。

「美沙は、照れちゃってかわいいな」
囁く声が聞こえ、そのまま耳元に口づけられる。

「あ・・・」

そのまま長野のなすがまま。
身体中にキスを受け、蕩けそうになる。


身体の中からの熱なのか、お風呂に浸かっているから熱いのか分からなくなってきた頃、バスローブを着せ掛けられ寝室へと向かった。
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