かわいい王子VS鈍感な姫

学校を出て10分。


いつもなら学校から家まで半分くらいのところにいるはずだが、今日はまだ4分の1程度だ。


同じ時間歩いても、いつもの半分の距離を歩いてるかどうかというかなり遅めのスピードでしか歩くことができないから…。


学校を出て3分くらいはもう少し速かったと思う。


でもだんだん今のスピードになっていった。


足の痛みもさっきよりひどい。


ねんざした右足をかばっているため疲労が全て左足にたまっていく。


…またスピードは遅くなる。


ふと少し前を見ると公園があった。



公園かぁ…。


ちょっと休憩しよ…。



俺は残っている体力をふりしぼり、公園へと入りベンチに座った。


ミーンミーン━


「暑っ…」


セミの声がもっと暑く感じさせる…。


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