out of control ***ハァトがゆうこときかないの。【執筆中】
「…『あいつ』って、カオル君のことだよね?」

「他にいねーじゃん」

なにこの、ケンモホロロ感。

私は思わず黙り込んでしまった。ガサガサ。スタスタ。

ビニール袋と二人の足音だけが夜道に響く。


もうこれ以上、話しかけない方がいいのかな…

が、数少ない外灯の下を通った瞬間、私は「げ」と

思わず声を出した。

「なにそのほっぺた!」

「ああ…」


薄暗い道をずっと歩いていたから気がつかなかった。

ユーイチ君の左頬が、赤く腫れている。


「まだ赤い?」

「赤い!…赤いし腫れてるよ!?どーしたのそれ??」

「女にやられた」

は?

「…オンナって…彼女?」

「違うけど」

ええ?

さすがにバツが悪そうな顔で、ユーイチ君が私を見下ろす。



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