out of control ***ハァトがゆうこときかないの。【執筆中】
何よりも驚いたのは、あんなにも散らかり放題だった部屋が

まるで違う人の部屋みたいにきれいに片付いてたことだった。

「お掃除したの?」

「うん。俺ね、散らかってる部屋が好きなときと

片づいてる部屋が好きなときと両方あるから」

「……」

清潔そうな淡いグリーンのシーツと枕。

カオル君が起き上がったままの形にまぁるくなってる、掛け布団。

そこに「おいでおいで」と手で促されて、私は彼と一緒に布団に潜り込んだ。

ふんわりと、彼の香水とカラダの匂いがした。

「マキちゃん、今日お仕事は?」

「お休みだよ。カオル君は?」

「俺、遅番。」

私は彼の腕の下にすっぽりおさまって、なんとも言えず心がまろやかになった。

こんなに居心地のいい場所は、今の私には他には考えつかなかった。



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