そしてキスからはじまった

麗美さんの父親は逮捕され、麗美さんは日本に強制送還された。

当然、レストランはつぶれてしまった。

仕事がなくなった僕は病院の雑用係として働けるようになった。

そして病院の紫音の彼女ジュリアの部屋で暮らすようになった。

毎晩、サラが僕があげたぬいぐるみをもって寝に来る。

彼女を捨てた僕は恨まれてもしょうがないのに

先生たちがお兄ちゃんはお金を貯めるために一緒に暮らせないんだ、必ず迎えに来てくれると言ってくれてたおかげだ。

ごめんよサラ・・もうひとりぼっちにはさせない・・かわいい寝顔を見てそう思った。



ショーンSIDE終わり
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