*お向かい彼氏*
一度考えたら頭から離れなくて。
さりげなく荷物を持ってくれる光輝に胸キュンする暇もなくお部屋についた。
「こちらのお部屋でございます。」
ーガラッ
旅館の人に案内された部屋は…
「わ…綺麗ー……。」
窓から見える夏の緑が鮮やか。
落ち着いた雰囲気の良いお部屋…
景色…ちょー綺麗っ!
「良い部屋だな。」
「うん!マジテンション上がる!」
にしても。
さっきからかなり視線が痛い。
私はさっきのこともあって光輝に釘付けだけど…
旅館のお姉さんが。
まぁ光輝が格好いいのはわかるけど!あの格好良さは全国共通だけど!!
そのね、あたしへの訝しげな視線止めてー!!
確かに20歳の大学生の中に15にも満たないあたしがいて。
同じ部屋の光輝の妹かと思いきや明らかに彼女なんだもん。
しょうがないけど…
なんか、嫌だ。
光輝をみられるのもスッゴいやだけどね!