君のために


ブラウスのボタンに手を伸ばした



「あ!自分でやるよ!!///」



木下は恥ずかしそうにボタンを閉め出した



「…あたし、木下に群がる女子と一緒だね」




「え?」




「都合つけて木下の隣に立ってるだけのバカな女なんだよ」




「違うよ!!」




木下は私の腕を掴んで真っ直ぐ私を見つめた



「平野さんは違う」




「あたし、そんなに女らしくないかな」




居心地悪くて目線を下にやった



「…あれは、聞いて?俺はキャーキャー騒ぐ女が嫌いなんだ。でも騒がなくても俺をそうゆう目で見てる女はいっぱいいた」




木下は私の顔に触れてまた私を真っ直ぐ見つめた



こんなに直視されたら…////




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