時を越えて~タラシ女子と新撰組~
グルッと振り返り、声の主の顔を見て安堵した。
『な、なんだ、沖田さんか』
「なんだってなにさ……。僕が敵だったら、君は今頃バッサリだよ??」
『縁起でもない事言わないでくださいよ!!』
この人、わざと気配を消して背後に回ってきたのか!!ちくしょう、次は絶対に気づく!!
『そういえば、沖田さん朝が巡察でしたよね??寝て無くて大丈夫なんですか??』
「眠いよ」
『じゃあ、寝てくださいよ』