年下の彼は、生意気くん!
み、見たくなかったって…可愛い。
「帰りだって、待ってたのにさ。メール入れたのに…何故か千速と出てくるし」
「ごめん。見てなかった。てゆうか…南原は、一人で待ってなかったじゃんっ」
「一人で待ってた。なのに、あいつがいきなり『南原と一緒にいたい』なんて言い出したから焦った」
……一緒にいたいって、完全に南原のこと狙ってるよね?
プクッと頬を膨らますと、南原に頬をつつかれた。
「そうゆう仕草、他の男に見せたら駄目だかんな?あーあ、不安だ。ちなみ可愛いから…」
「わ、私の方が不安だよっ!南原かっこいいから!」
「はいはい。てゆうか、いつになったら名前で呼んでくれんの?」
「あ、いつだろー」
ヘラヘラと笑って誤魔化すと、体がグラッと揺れた。