ハニィ*sweet*ボイス
ソレを見た日浦が目を丸くしてる。



嫌われたかと思って…安心の涙が止まらないよぉ~…。



こんなんじゃ気持ち、バレちゃうじゃん!!



「ち、違うのっ!!」

「意味…わかんねぇんだけど…」

「コレは別に日浦に嫌われてなくてよかったとか思ってるわけ…じゃ…」

「えっ、お前…俺のこと好きなの?」



なに言ってんのあたし!!



バカなのは知ってたけどこんなの最悪すぎ。



遅刻した時みたいに、ふざけた言い訳が浮かんで来ない…。



「ふぅん、そうなんだ」

「な、なにがっ!?」

「俺のこと、好きなのか。だからメシとか作るわけね~」

「開き直るからもういい。振るなら振ればいいじゃん…」

「は?なに言ってんの?振るわけねぇだろ」

「えっ…じゃあ…」

「楽しそうだからもてあそぶに決まってんだろ、バ~カ」



も、もてあそぶ…?



一瞬期待したあたし、本当にバカっ!!



今まででいちばんの悪人面を見せた日浦に、冷や汗が出た。



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