ハニィ*sweet*ボイス
雰囲気的に、日浦はあたしを帰す気はないらしくて。



シチューを食べた日浦がスエットを貸してくれた。



「風呂、そっち行けばわかる。あぁぁぁ~、腹いっぱい…」



くつろぎ始めた日浦にドキドキしながらシャワーを借りて、着替えて。



リビングに戻ったら貸してくれると言っていたソファーに眠り王子。



あたしはどこで寝たらいいわけ?



「ちょっと日浦。部屋で寝てよ」

「歩けねぇ…目が開かねぇ…うるせぇ…」

「あたしはどうすればいいの!?」

「うるせぇ!!寝たらいいだろ!!」



グイッと引っ張られた腕。



日浦に倒れ込んだら、そのまま毛布の中。



コレって…添い寝じゃ…。



「お、落ちるから…」

「落ちねぇよ…」



ギュッと抱きしめられ、そのまま日浦はスースーと寝息を立てている。



壊れそうなくらい暴れまくってる心臓。



絶対眠れない…。



誰にでもこんなことするの?



あたしはただの暇つぶしかな?



この気持ち、どうしたらいいの?



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