ダブルスウィッチ
どのくらいそうしていただろうか?
えみりはハッと我に返ると、寝室へと急いだ。
たぶん、バッグの中に携帯が入っているはずだ。
昨日、彩子が持っていたバッグを思い出しながら、クローゼットの中やサイドテーブルの辺りを探して回った。
けれどそれらしきものは見当たらない。
仕方なく今度は一階に降りて、リビングやキッチンなどをくまなく探した。
ようやく見つけたそれはキッチンからランドリー室に続く場所にある小さなスペースに置かれていた。
アイロンをかけたり、繕い物をしたりする場所なのかもしれない。
横に設けられた小さな本棚には、料理や着物、編み物や英会話の本まで並べられている。
それだけ見ても、よく出来た妻なのだということがひしひしと伝わってきた。
きちんと整頓された机の上に無造作に置かれたバッグだけが、なんだか浮いて見える。
中を見ると、昨日彩子と共に飲んだカプセルが一つだけポツンと残されていた。
その奥にある携帯電話を見つけると、慌てて取り出し開いてみる。
着信は、ない。
えみりはハッと我に返ると、寝室へと急いだ。
たぶん、バッグの中に携帯が入っているはずだ。
昨日、彩子が持っていたバッグを思い出しながら、クローゼットの中やサイドテーブルの辺りを探して回った。
けれどそれらしきものは見当たらない。
仕方なく今度は一階に降りて、リビングやキッチンなどをくまなく探した。
ようやく見つけたそれはキッチンからランドリー室に続く場所にある小さなスペースに置かれていた。
アイロンをかけたり、繕い物をしたりする場所なのかもしれない。
横に設けられた小さな本棚には、料理や着物、編み物や英会話の本まで並べられている。
それだけ見ても、よく出来た妻なのだということがひしひしと伝わってきた。
きちんと整頓された机の上に無造作に置かれたバッグだけが、なんだか浮いて見える。
中を見ると、昨日彩子と共に飲んだカプセルが一つだけポツンと残されていた。
その奥にある携帯電話を見つけると、慌てて取り出し開いてみる。
着信は、ない。